このGW、青森県・弘前と秋田県・男鹿へ、愛車iQとおまけで女房と娘一人とスーツケースを乗せて行ってきました。
旅日記を兼ねて、我iQを語りたいと思います。
弘前は桜で有名な観光地ですが、実は小生の第二の故郷でもあるのです。
男鹿は女房の実家・大仙市(旧大曲市)から約100Km離れた初めての観光地。
● 5/3[0:00]晴れ
iQのルーフにルーフキャリアとルーフラックを固定して、以下の手順で、荷物をセットします。
(1)スーツケースと、中型のスポーツバックを其々150Lのポリ袋で包みます。
150Lのポリ袋(業務用ポリ袋 150L 透明 130x120cm 10枚入 TN-36 )はアマゾンで、10袋1000円程度で購入。
(2)ルーフラックの上に、180cm×シルバーシート(ユタカ シート #3000シルバーシート 1.8×2.7 SL3002 )を(1)を包むために開いたままセットします。
ブルーシートはカッコ悪いので、シルバーシートを同じくアマゾンで購入しました。
(3)(2)の上に、(1)を載せます。続いて、シルバーシートを風呂敷のように(1)を包みます。
(4)ルーフラックと荷物&シートをバイレスベルトで前後2か所で固定します。
これは、落下防止の二重対策の一つで副対策です。
(5)主対策として、カーゴネット(カーメイト(CARMATE) カーゴネットM ブラック IN516-5 )で、がっちり固定します。
アマゾンで3000円位で購入しました。
以上、出発前の夜中の作業、しかも初めてのセッティングなので、30分くらいかかりました。
慣れれば、半分位の時間でできると思います。
● 5/3[0:30]晴れ
自宅出発。
常磐道・日立南太田ICから入り北に向かい、いわきJCTから磐越道、郡山JCTから東北道に入り、ひたすら北上。
iQは起伏のある山越えの磐越道を3速~6速を頻繁に切り替えながら、必死で大排気量の車の後をついていきました。
ルーフに積んだ荷物付近から笛のような「ピーピー」と風切音が聞こえてきます。
● 5/3[3:00]晴れ
上り坂の福島県、宮城県境の東北道・国見SA付近で20Kmの事故による渋滞。
こんな時、マニュアル車はつらいです。
1時間ほど坂道発進していたので、だんだん右足が笑い出してきました。
● 5/3[6:30]曇り
東北道・前沢SAで給油。
東北道・岩手山SAで最初の休憩。
安代JCTを過ぎてからは、アップダウンの激しいコースなので、
燃費が過去最悪の12Km/L。
iQは平均15Km/Lですので、如何にエンジンを回わして走ったことがわかります。
3速に落としてはアクセルを踏み込んで加速させることが、しばしばありましたからね。
● 5/3[9:30]小雨
弘前・石場旅館に到着。
弘前は5年間在籍した弘前大学のある街、卒業後も度々訪れること30回。
今回、7年ぶりの弘前。
女房は初めての弘前、末娘は2回目の弘前。
肝心の桜は3分咲き程度。
石場旅館は国の登録有形文化財に指定された創業明治12年のレトロな旅館です。
左隣は、やはり弘前らしい教会の建物・日本キリスト教団弘前教会。
このミスマッチ、いいね。
iQは、このレトロな雰囲気に似合うと思いました。
なんと、館内に太鼓橋がありました。
桜祭りに合わせて、昨年12月に予約を入れておきました。
学生時代、敷居が高くて宿泊できない旅館をやっと念願かなって泊まれます。
今回の旅行で一番の楽しみです。
さて、弘前公園は、なんと、到着後1時間30分、晴れ間が出ました。
なんて日だ。
一日中雨模様だとあきらめていたのに、こんなご褒美があるなんて。
大好きな岩木山も麓をそっと見せていました。
● 5/3[11:30]雨
青森銀行記念館(GW期間は無料公開、通常は有料)に立ち寄った後、
1か月前から予約を入れておいたレストラン山崎でランチ。
ここは、映画「奇跡のリンゴ」で話題の木村明則さんの無農薬栽培りんごの料理を頂けるレストランです。
スペシャルランチ・コースに、「奇跡のりんご冷製スープ」と「奇跡のりんごアイスクリーム、レアチーズのデザート」、生ビール2杯をプラスしてゆったりランチタイム。
● 5/3[15:00]雨
弘前市立観光館で洋館を見学して、その後お土産を宅急便で発送手配。
徹夜で運転してきて疲れたので、旅館にチェックインして、しばし昼寝。
● 5/4[9:00]小雨
学生時代住んでいた近くにある国指定重要文化財最勝院五重塔に立ち寄りました。
東北地方で唯一の五重塔です。
ここでは、浄財を納めて、鐘を鳴らすことができます。
● 5/4[9:30]小雨
禅林三十三ヶ寺の境内をドライブスルーした後、弘前市りんご公園で、
娘は林檎のソフトクリーム、女房と小生はそれぞれ別のアップルパイを頼み半分に分けて味見を堪能しました。
ここには、昔の林檎農家の藁葺き屋根の家を見学できます。
● 5/4[11:00]小雨
雨の中、弘前市文京町の母校・弘前大学、寒沢町の成田下宿に立ち寄った後、盛岡、角館経由で女房の実家・大曲に直行。
途中、角館で女房の母校(高校)でスナップ写真を撮りました。
角館の桜も弘前同様、開花が遅れていました。
● 5/4[16:00]小雨
大曲到着。
寒いです。
水仙が咲いていましたので、茨城県の3月末の天候だと思います。
今日は、旅行最終日。
大曲から自宅・ひたちなか市まで約500Kmありますが、いまだ行っていない男鹿半島にどうしても行きたくて、250Kmのドライブに行くことにしました。
● 5/5[10:00]小雨
男鹿半島・寒風山に到着。
ガスで何も見ません。
なまはげ館到着。
ここの男鹿真山伝承館、インパクトのある建物、ゆったりとした味わいのある秋田弁の寸劇。
穏やかなイイ時間を過ごせました。ココはお勧めです。
● 5/5[12:00]小雨
入道崎を経て、念願の八郎潟に向かいました。
八郎潟、面としての広さに圧倒されました。
先人のアイデア、ご苦労に対し畏敬の念を抱きました。
ココには前日、地元のテレビで見た「桜と菜の花のロード」があります。
絶景ですな。
● 5/5[16:30]曇り
帰りは渋滞で、混雑するのが自明でしたので、秋田道・錦秋湖SAの温泉に浸って夕食を食べました。
19:00に錦秋湖SAを出て、途中、何度も渋滞を経て、5/6 1:00に自宅に無事帰還しました。
途中iQは、大人3人+スーツケースを載せながら、平気で130Kn巡航をこなしました。
iQの潜在能力、マニュアル車ならではのキビキビした動き、家族にも小生にも十二分に堪能できた3日間でした。
ありがとね、iQさん。