プレ・ソロキャンプ、東北地方に行った

プレ・ソロキャンプ、東北地方に行った

5番目の子供(最後)が来春、社会人になる予定。
そこで来春から大好きなアウトドア、(昔取った杵柄)野宿の旅を本格的に再開します。
その(腕が錆びついていないか)予行演習、用事ついでに迷走台風5号が日本に近づく中、東北地方に行ってきました。

1泊目(2017.07.28):岩手山焼走り国際交流村

自宅・茨城県ひたちなか市を3:30に出発して、ここ岩手県八幡平市まで500Km、14:30に到着。

高速道路を利用せず国道4号線を中心に一般道をひたすら愛車トヨタiQ 130GMTのマニュアルシフトを
コキコキ。

ここは18年前の頃、家族でオートキャンプをした所。
今はソロですのでフリーサイト(300円/人)を選択。
場内に温泉(600円)あり。
虫は若干飛んでいる程度、肌寒い。

●Myテント

土砂降りの雨が降る予定(実際、そうなりました)なので、タープの中にテントを張りました。

●岩手山と溶岩

●朝のフリーサイト

昨夜は中学生の団体がギターを奏でながらHYを大合唱、青春だぁ。

●フリーサイトから見える岩手山

2泊目(2017.07.29):青森県五戸町の先輩宅で宴会

大学時代のサークル(体育会系探検部)仲間12名と大宴会。
皆で寝袋、雑魚寝。
夢のような時間を過ごしました。

3~5泊目(2017.07.30~08.02):十和田市営宇樽部キャンプ場

青森県十和田市。

先輩宅から移動60Km。
今回のソロキャンプのメイン地。
テント利用料:3泊で3030円
極力、何もしないことをテーマ。

●初日:午後からテント設営。呑む。

●2日目:午前、十和田湖・奥入瀬渓流をテーマにした推理小説を読む。午後、蔦温泉で入湯。夕方、呑む。
※ 関連記事 2017夏-青森・十和田湖、奥入瀬渓流

●3日目:午前、十和田市立現代美術館。午後、酸ヶ湯温泉。夕方、呑む。
※ 関連記事 2017夏-青森・十和田市

●4日目:テント撤収。

足元から目の前、ただ十和田湖。
絶景、独り占め。
4日間の贅沢な時間をここで暮らしました。
天気は当初4日間「曇りのち雨」、実際「曇り、or 時々晴」。
蜂(ミツバチ系かな)とアブが飛び周っていました。
最高気温22度、寒くてフリースや長袖シャツ、ウィンドウブレーカーで防寒対策。
明け方、お尻が冷えて目覚めた。
他にテントは2張りのみ。

足元はプライベートビーチ

十和田湖独り占め

絵に描いたようなテント場

奥入瀬渓流沿いを愛車トヨタiQ 130GMTのルーフキャリアに積んできた愛車ミニベロ・FIAT AL-FDB140で、ポタリングしようと思いましたが、道路のアップダウンが激しく変速機のない愛車ミニベロではつらいので中止、根性なしです。

6泊目(2017.08.02~08.03):真湯キャンプ場

岩手県一関市。

十和田湖畔から移動250Km。

なんと無料のキャンプ場。
炊事場、水洗トイレ完備。
テント場は板敷き、管理者は9:00~16:00まで管理棟に在勤。
600m先に真湯温泉(600円、茶褐色の露天風呂あり)あり。

ただ、最近クマが出たと聞かされ、さらに当日は小生一人。
前日は宿泊者0人、前々日は6張りあったそうな。

ここは山中ですので蛾と藪蚊が多かったです。
その対策に炊事場の電灯を一晩中点灯しておきました。

無人の管理棟、一晩中点灯。
快眠できました。

● キャンプ場に行く途中、平泉に立ち寄りました。
※ 関連記事 2017夏-岩手・平泉

快適なトイレ。
ドアを開けると室内自動点灯。
浄財してもいいと思います。

最終日(2017.08.03):帰路、国道6号線を南下

帰路も高速道路を利用せず国道4号線を中心に一般道をひたすら愛車トヨタiQ 130GMTのマニュアルシフトを
コキコキ。

仙台市を過ぎて国道4号線と国道6号線の分岐点。
ウィンカーを左点灯し、水戸方面(国道6号線)に向かう。
国道6号線福島県双葉町~富岡町の区間は自動車のみ通行可。
道々、警察官や警備員が警邏。
道々、スクリーニング(汚染検査)調査をする調査員が立哨。

福島県外ナンバーのパトカーが巡回。

大熊町通過中、左手に福島第一原子力発電所の建屋の一部が見えました。

国道周辺には北海道でよく見かける丸めた牧草大の「汚染土入りの“除染袋”」が大量に平積みされていました。
田圃は雑草。

家屋前には侵入抑止のバリケード。
国道沿いにも駐車できぬようバリケード

核心部(大熊町)区間には白い防護服を着用した作業員。
道路情報板には放射線量2.6μSv/hの表記。

テレビの映像とは異なる、リアルな光景。
車を停めて写真を撮ろうなんて気持ちにはなれません。
心鎮めてハンドルを握った。
数年前には普通の人々が普通の暮らしをしていたのに…
ただただ絶句。

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