「道の駅」車中泊考察

「道の駅」車中泊考察

車中泊に使用しているマイカー、及び車中泊対策

「動くテント」をコンセプトに、旅行・キャンプ・登山等々の目的に合わせてマイカー内をカスタマイズして遊び車に仕上げています。
車内にはキャンプ用品を流用しており、例えば照明にはLEDランタンを使用しています。

SUZUKI EVERY JOIN TURBO(DA17V:4WD+5MT+TURBO)

●荷室簡易フラット化
 エブリイ DA17V フローリングキット
 上記にジョイントマットを敷き詰め

●就寝対策
 置くだけ車中泊マット
 (ウレタン製 605mm×880mm×50mm×4枚、収納性がいい)
 低反発マルチマットレス
 (上記マットだけでは固いので、柔らかウレタン製600mm×1800mm×40mm)
 車用 カーテン 楽らくマグネットカーテン 遮光生地 Lサイズ
 (両サイドドア、バックドアのウィンドウに使用、フロントウィンドウにはサンシェード利用)
 【春~秋】:スリーシーズン用寝袋
 【晩秋~早春】:氷点下20度まで対応可能な寝袋+厚手の毛布

●換気対策
 ウィンドーバグネット
 (セカンドドアのウィンドウに設置)

●収納対策
 エブリィDA17V専用棚キット パンチカーペットタイプ
  エブリイ用ネットラック

以下、考慮すべきこと。

キャンピングカーの近くには止めてはいけない

夜間、キャンピングカーから発生する音がとにかくうるさい。
恐らく冷暖房用に使用しているコンプレッサーの音だと思います。
ある時間間隔でゴーッツゴーと唸ります。
夜中に目が覚め、駐車位置を移動してやっと熟睡、ということになりかねます。

キャンピングカーは就寝中に、道の駅に到着することもありますので、その時には諦めて移動してください。
なお、キャンピングカーはトイレや場内照明付近に駐車する傾向があります。

道の駅には明るいうちに到着しましょう

快適な睡眠をとるには駐車するポジショニングが大切です。
道路近くや場内トイレの近くはご法度、道の駅を普段利用するドライバーが駐車を避ける場所がベストです。
明るいうちに到着して、数ヶ所目星をつけておくことをお勧めします。
また車中泊する際には、クルマの四方に目隠し用のカーテンを設置したり、就寝準備をしなければなりません。
狭い車内で作業するので、暗くなると細かい作業がしずらくなります。

道の駅付近をとにかく確認

車中泊となると、「食事」と「入浴」が大きなポイントです。
道の駅は周辺に何もない所に設置されていますので、食事処・コンビニ、入浴施設がない場合が大半です。
まずは、お目当ての道の駅に到着するまでの間、上記施設の有無、場所を現地確認します。
道の駅自体が工事中・リニューアル中の場合もあります。コンビニが閉店の場合もあります。
事前調査をしても現地では想定外のことがよくあります。
道の駅は第2候補も予めチェックしておくとよいと思います。

道の駅に併設している入浴施設(食処付き)が一番ベスト。湯上りに生ビールを呑めますからね。

泊まる道の駅を決めたら、移動はしない

翌日の行動を考えて、先の道の駅に移動したくなることがあります。
ある秋の頃、午後5時に宿泊予定の道の駅に到着し、隣の温泉施設にて入浴・食事をしました。
午後6:30、まだ時間があるので先の道の駅(50Km先)に移動を思い立ちクルマを30Km進めたところ、途中土砂崩れで通行止めになっていました。結局、予定していた道の駅に戻ることになりました。

暗くなったら移動しない、明日の行動のために体を休めることが大切だと学びました。

翌日朝一で予定が決まっている場合の鉄則

●目的地に一番近い道の駅に泊まる
●目覚まし時計を用意する

翌日、朝一の予定時間が決まっている場合は、極力、予定先に近い道の駅を必ず選んでおきましょう。
ある秋の頃、松本駅バスターミナル発上高地行きのバス(予約制5:30発)を予約しました。
道の駅は松本駅に一番近い道の駅(15Km手前)に泊まったのですが、スマホのアラーム設定時間を午前4時とするところ午後4時に設定したことでおきた緊迫した時間を経験しました。

「あらっ、アラームが鳴らないな」と目覚めたのが午前4:44、とても焦った瞬間。
5:30発のバスに乗り遅れると、次の便10:15、上高地に行くにはお昼になってしまいます。
とりあえず、松本駅に急行することを考え何とか、午前5:15に到着し、駐車場を探し急いで着替えをし何とかバスに乗車、その時間、午前5:25。
とてもスリリングでした。

もし目的地からかなり離れていた道の駅に泊まっていたら、松本駅に到着できなかったと思います。
目覚まし時計を用意しておけばよかったとつくづく思いました。

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