2005夏-脱サラ-3/11(豊郷~釧路湿原)

2005夏-脱サラ-3/11(豊郷~釧路湿原)
■コース:  門別・豊郷→襟裳岬→幸福駅→帯広→釧路→釧路湿原・塘路
■走行距離: 430:Km、燃費:11Km/l
■宿泊先:  釧路湿原とうろユースホステル

翌朝、オヤジは二日酔いのようでした。
奥様はオヤジはだいぶ飲んだようです、気の合う方々だから酒が弾んだのでしょうね、とおっしゃていました。

小生は朝食8:00前にYH周辺の写真を撮影しました。

朝食はYHの家庭菜園や飼っている鶏からの食材で作られたものです。
特にポトフが美味しかったです。
聞けばとりたての新鮮な野菜をコンソメで煮込んで塩を振りかけただけだそうです。
野菜の甘みが濃厚でした。

これから各YHで恒例となるYH前で「がんばれチームまる高」頑棒おったて儀式をしました。
ユースホステルで酒が飲めるとは知らなかった。
明日からは酒を買ってからいくことにしよう。
YHの同宿者やYHの奥様に見送られて、襟裳岬に向けて出発しました。

長女は豊郷→襟裳岬120Km、帯広→釧路50Kmを運転しました。
意外と安定した運転をしました。
たいしたもんだ。
(実は小生は二日酔い気味で初心者マークのムスメの運転に留意する余裕がまったくない状態でした、許せムスメよ)

襟裳岬はガスで視界不良、風が強くしかも気温も冷たく早々に車に移動しました。
襟裳岬から広尾続く黄金道路は聞きしに勝るりっぱな道路です。
トンネルはいかにも金をかけているのがわかる作りです。
ムスメは疲れたのか助手席でスヤスヤ寝ていました。

ムスメが北海道で一番行きたかった「幸福駅」にたどり着き、ムスメは切符やらいろいろお土産を購入していました。

鉄道オタクでもある小生は昔の国鉄・広尾線を想像しながら現存している施設をウキウキしながら見学しました。
ここはたくさんの観光客が訪れることはないのですが、ひっきりなしに乗用車が駐車場に停めては写真を撮り、切符のお土産を購入していきました。
小生は、今夏結婚する依然勤めていた会社の娘や姪の結婚祝いにあげるために切符を購入しました。(愛国から幸福)

釧路で今夜泊まる釧路湿原とうろユースホステルで飲むアルコールとして角瓶を購入しました。
楽しみじゃ。

YHでは大阪のアマチュアカメラマン、埼玉県の若い女性2名、八王子の女性ライダー、大阪のラクロス男子大学生、謎の若者が同宿者でした。
持参した角瓶を振舞ってあげました。

埼玉県の女性は、当日、道警にスピード違反で捕まったそうです。
制限速度が50Kmから40Kmに切り替わるポイントで後ろについていた覆面パトカーに止められたそうです。
なんとたった15Kmオーバーで。
今年、道警は交通事故死ワーストワンの汚名返上に必死で大号令をかけて取締りをしているそうです。
地元のドライバーもだいぶ捕まっているようです。
気をつけて運転しよう。

ただ、北海道のドライバーはやたら飛ばします。
想像を絶するスピードで飛ばして運転しています。
小生は制限速度60Kmの道路で80Kmで走行していましたが、軽自動車を運転しているおじいちゃんにあっさり抜かれました。異常です。


 
今、北海道は中国、台湾の観光客がどっと押し寄せているそうです。
摩周湖のYHでは観光バスに乗って中国人がYHに泊まるそうです。
恐ろしや。埼玉の若い女性は北海道5度目のリピーターで、一度は中国人グループと同宿し、深夜2時頃まで嬌声で眠れなかったそうです。
特に女性の声が大きかったそうです。
男性は意外と静かだとか。

ムスメが北海道で学んだ運転が当たり前だと思ってしまうのが不安です。

YH前を走るJR釧網本線の上り下り最終気動車が赤いテールライトを交差しながらYH眼下の塘路駅のホームですれ違う様はとてもロマティックでした。
ただ下りのディーゼルカーが20分遅れたので、YHの宿泊者の体はとても冷えてしまったようです。

同室の大阪から来た若者とは夜中まで熱く語り合いました。
学生時代にはラクロスに熱中して全日本を目指していたそうです。
怪我をして就職が半年遅れて腐っていたところ、彼の父親が金を出すから北海道に旅行して来いと言われきたそうです。
かなり貧乏旅行しているようでした。
YHでも食事を取らずでした。
小生も以前、野宿しながら貧乏旅行していましたので共感するところが多かったです。
青年よ頑張れ。

あの熱き思いを今後の職場で活かしてください。
メイビー、「まる高マラソン大会」にエントリーすると思います。
待ってるよ。

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