2016年、トヨタ iQ販売終了しました

2016年4月1日、トヨタのホームページから「iQ」サイトが消えました

現実になりました。
トヨタ iQのような見た目、スペック、乗り味を持った、
運転するのが面白いクルマ(楽しいクルマとは言わないところがミソ)が、今後、登場することを期待できないと思う。

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【トヨタ iQはスタイルだけではなく、製造にも「面白さ」を備えていたのです】

出典:ウィキペディア「トヨタ・iQ」より

若年層社員の技能向上を目的として、高岡工場内に『技能伝承ライン』と銘打ったラインが新設された。創設当時生産台数が少なかったiQを大量生産ラインから外し、塗装済みのボディーに作業者が全ての部品を手作業で組み付けながら作業上の問題点を自らの知恵で改善するというオールハンドメイドのラインであった。このラインはiQ生産終了まで続けられ、生産終了とともに廃止されている。


小生、還暦越え。

今の時代、MTといえばスポーツカー。
スポーツカーを乗りこなす体力、テクニックもありませんので、所有欲で終わってしまうクルマになると思います。
スポーツカーをゆっくり走らせるのがオトナ、という人もいますが、それは宝の持ち腐れ。

MTの車種があるクルマを探すのが困難な日本のクルマ事情。

恐らく全販売車の2~3%程度しかないMT車。

割高で営業所が少ない輸入車の中からしかMT車を選択できない日本のクルマ事情。

そのようなクルマ事情の中でコンパクトカーのMT車として、生き残っていたトヨタiQ。

もう新車として手に入れることのできなくなったクルマ。

このクルマを2012年9月に新車で購入。
今にして思うのは、数々の不具合を一掃し商品価値を高めた2012年5月7日のマイナーチェンジ後に手に入れられたのは幸運そのものでした。

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弱々しい還暦を迎えた小生にピッタリ、

毎日、トヨタiQ 130G MTのキーを回してエンジンをかける瞬間のちょっとした緊張感(ワクワク感)、

「1329ccのコンパクトカーで6速マニュアルトランスミッション、4輪ディスクブレーキ装着だぞ、どうだ」、

走り出して、2速での引っ張り加減で次の走り、タイミングを得る楽しみ、

4速がどこまで、伸びるのだろう?、

サンダル、シューズの違いでクラッチミートが変わる、

クラッチペダルから伝わるエンジンブレーキの効き具合、

「ブリッピング」、「ヒール&トゥ」、「ダブルクラッチ」、etc…、

デザイン、スペックが優れていても、AT車、CVT車、DCT車、ACT車しかないクルマだと知るとテンションが下がる、

小排気量、自然吸気、コンパクト、そしてMTであることを備えたトヨタiQ 130G MT、

我が子と同じで、いつまでも見守ってあげる、そんなクルマがトヨタiQ 130G MT。

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ただ、大事に所有するものの、生活の足としてドライブの相棒としてビシバシこき使います。
頼もしい道具であり、よくわかる体の一部でもある。

2015年11月27日、ネッツトヨタの営業マンから教えてもらい、すかさず、
記念に「iQ」サイト全頁をPDF出力、さらにソースコードをダウンロードしてMy PCに保存しました。

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これらをネットに公開すると著作権侵害で、トヨタ様から訴えられますので、My PCでにやにやしながら見つめることにします。

2015年11月27日、ネッツトヨタの営業マンから教えてもらいました

なんと、我愛車の車種「トヨタiQ」が2016年をもって、販売終了するとのこと。

確かに2015年(平成27年)10月27日(火)発行の日刊自動車新聞の第1面に「2016年度に販売終了予定のトヨタ車」として掲載されていました。

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「トヨタiQ」は2008年11月20日に発売開始以来、

2008年 4,006台
2009年 14,223台
2010年 5,679台
2011年 2,327台
2012年 2,040台
2013年 1,276台
2014年 1,109台
2015年12月時点 863台

累計 31,333台

同じトヨタのアクアは、2ヶ月でiQの7年間の販売累計台数と同じ。

この数字では営業的には販売終了も已むを得ませんね。

他のトヨタ車で販売終了予定のクルマは、
FJクルーザー(トヨタ店)、アイシス(トヨタ店)、ラクティス(トヨペット店、カローラ店)、カローラルミオン(カローラ店)、イスト(ネッツ店)、bB(ネッツ店)、ウィッシュ(ネッツ店)
です。

ネッツ店の複数の車種が販売終了になるということはネッツ店で売るクルマが新たに追加されるということだな。
楽しみでもある。

iQはヨーロッパのメーカーが力を入れていたAセグメント(最も小型の車格)に対抗して発売したと聞いています。
ベンツのスマート・フォーツーに結果的に負けたということです。
クルマはしっかりしたコンセプトで設計・製造したにも関わらず、
中途半端な販売戦略で商機を逸したということです。

内装を高級化して、レクサスの販売チャネルで売っていれば、
iQベースのアストン・マーティンのシグネットの生産中止することもなく、
富裕層のサードカー、ゲタ・カーとしての需要が十分にあったはずなのに。
そう思うのです。

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販売終了の話を聞いて思ったこと、

我愛車は、より希少価値のある車種となり、
またマニュアル車であることで、よりより超希少価値が高まりました。
左手、左足が元気な内は、大事に大事に、ファンファンな気分で乗り続けたいと思います。

このクルマのチャレンジングなコンセプト、
このクルマのチャレンジングなメカニズム、
このクルマと共に生活するチャレンジングなイメージ、

多くの人に共鳴してもらえなかったんだなぁ。

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このクルマに出会えて、所有できた充足感。
仕事の合間、ボーっとしている時、
左手がマニュアルシフト・レバーを操作しているが如く動き出すこともあります。

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トヨタiQ 130G MTは、毎日ドライブするのが楽しくなるクルマなんだよぉ~。
クラッチが繋がるぅ…、そのタイミング体感が毎回面白いのだ。